30歳でヨガと出会い、40歳で出産と同時にヨガインストラクターを養成するスクールの開設にチャレンジしたという市東恵美さん。

周りの人がみんな「そばにいると元気をもらえる」と言う彼女は、風光明媚な九十九里浜で、ヨガ教室を始め、インストラクターの養成のほか、ビーチヨガなど様々なイベントも主宰している。その、はつらつとパワフルな市東さんのモチベーションとなっている原動力や自分を高めるために取り組んでいること、これからの希望について尋ねた。

 

― ヨガを始めたきっかけは何だったのですか?

「もともと主人が独学でヨガをやっていまして、近所に「ヨガ教室があるから行ってみない?」と誘ってくれたんです。最初は全く興味がなかったけれど、やってみたら心地良くてそこからハマり、インストラクターになりました。」

― 今はヨガインストラクターの養成に力を入れていらっしゃいますが、なぜ養成スクールの開校にチャレンジされたのですか?

「40歳で出産したのをきっかけに、自分のレベル“ステージ”を上げたいと思ったんです。「レッスンを教えるだけでなく、長年の培った知識をもとにインストラクターを育成していく側にまわりたい」と思いました。

インストラクター養成の認定校になるには、本部のあるアメリカのアライアンス協会への申請と承認が必要でした。スクールを開講するための講師の資格条件や200時間プログラムのカリキュラム作成、ヨガ哲学や解剖学、栄養学などを提示するなど準備も大きなチャレンジでしたがワクワクな気持ちが勝っていました。」

― アメリカへ申請するのは大変そうですね…。ご自分で書類を作成されたのですか?

「いいえ(笑)。通訳をしている友人がサポートしてくれました。私の周りはプロフェッショナルな人が多くて、私は本当に人に恵まれているんですよ。

ヨガ養成スクールも立ち上げからずっと一緒にやってくれているビジネスパートナーがいます。頼もしい仲間がたくさんいて幸せです。」

― インストラクターの養成やヨガ教室以外でも、ビーチヨガなど様々なイベントを実施されているそうですが、そのモチベーションを支えている原動力は何ですか?

「レッスンしたりイベントを企画したりするのは、みんなの笑顔が見たいからなんです。

イベントに参加した皆さんが笑顔になってニコニコして帰っていくのが好き。私も一緒に笑顔になって楽しんで、皆さんの心に残るような何かをしたい!それが自分の使命だと思っています。」

― ヨガの他にも取り組まれていることがあるそうですね?

「5年前に始めたのが「コントーション」というモンゴルの伝統芸術です。シルクドソレイユやサーカスで取り入れられているような体を後ろに反らせる動きがメインで、習いに来ている方はダンサーや体操選手などプロばかり。

ヨガは柔軟性を求めたり頑張ってやるものではないのですが「コントーション」は頑張らないと出来ない。だから自分を高めるために“頑張ること”をやってみようと、と思ってトライしました。」

― トライして何か困難などありましたか?それはどのように乗り越えたのですか?

「ヨガ教室が終わって夕食を作ったら、千葉から東京にあるスクールまで高速バスで1時間半。2時間のレッスンを受けて最終バスで帰宅。それを週に2〜3回やっていました。レッスン費より交通費の方が高くて(笑)。

当初はぜんぜん出来ずに焦りましたが、小さな子が泣きながら歯を食いしばって練習している姿を見て「私に足りないのは根性だ。ここで頑張らないと先に進めない」と気づかされました。

家族が理解して応援してくれていたのでとてもありがたかったですし、その気持ちに応えるために頑張れました。おかげで苦手だった後屈が今では得意になり、自宅で練習を続けながら、何歳になっても柔軟性が高まることを日々自分の体で実験しています。」

― “柔軟性の実験”とは!とてもパワフルですね。NMNサプリを飲まれていかがでしたか?

「先日生徒さんから「先生、お肌相変わらずですね」って言われました。NMNサプリはエイジングケア※に良いのではないでしょうか。生徒さんはよく見てるんですよ(笑)。

人の前に立つ立場なので、年齢的にもセルフケアだけではどうしようもないことがあるし、やはりサプリの力を借りて維持していかなければと思っています。」

― これからやってみたい事はどんなことですか?

「コロナが落ち着いたらまた「コントーション」のレッスンに行きたいですね。それと、ハワイ島にいる私の師であるチャック・ミラー先生に会いに行きたいですね。」

読者へのメッセージ

好きなことをしている方や思いのままに行動している方、自分に正直な方はいつまでも若々しいと思うんです。
ワクワクした気持ちを常に持ち続けて楽しんで行けたらと思います。

※年齢に応じた栄養面でのお手入れのこと