「プロを目指していた20代は、今より体重が15キロも多かったんですよ。今はステージに立つためにヨガやウオーキングでなるべく身体を動かしてスタイルを保っています。」と話す布目さんは、ハード・ロックバンドのボーカルをしている女性。にこやかな丸い瞳と引き締まった口元が魅力的な彼女には「年齢」という文字が見当たらない。一度は夢を諦めたという布目さんに、再び歌にチャレンジした思いと仕事をしながらバンド活動を続けている日々のモチベーションについて伺った。

 

―ハード・ロックバンドのボーカルをされているということですが、バンド活動は何歳から始められたのですか?

私は小中高一環の学校でずっとジャズダンスをしていたのですが、ボーカルの経験は高校生の頃1回だけなんです。歌って踊れるレベッカ(バンド名)のNOKKOに憧れてプロを目指し、養成所に入りました。音楽は26歳で一度諦めたのですが、40歳からもう一度歌い始めました。今のようなバンド活動は10年ほどですね。

―プロの道を諦めたのはなぜだったのですか?その時はどんなお気持ちでしたか?

もともと高い声が出るタイプではなかったので、思うように声が出ず悔しい思いをたくさんしてきました。養成所でボイストレーニングを受けてもダメ出しばかり。そこに通っていた時は太っていて、何度も痩せなさい!と言われるけれど、ダイエットを頑張っても全然痩せなかったです。「ぽっちゃりじゃなぜダメなの?」と、自分で太っている自覚がなかったのがまた問題で…。自分なりに頑張ってみましたが、色々自信を無くしてしまって養成所を離れバンドも辞めました。

―養成所を離れてからは、どのように過ごされたのですか?

私には向いてなかったと思い、未練もなくすっぱり諦めて仕事場と家の往復をしながら過ごしていました。仕事をして友達と騒いで恋愛をしてというごく普通の30代でしたね。そうするうちに自然に痩せてきて今はそれをキープしている状態です。プロを目指していた時は何をしても痩せなかったのに。

―再び、歌い始めたきっかけは何ですか?

もう音楽をやる機会なんてないと思っていましたが、40歳の時に友人が出ていたセッションライブに参加することになり数曲歌わせていただきました。その時、プロミュージシャンの主催者の方から「バンドで歌ってみない?」「やった方がいいよ」と声をかけていただき、背中を押され14年ぶりにボーカルに再チャレンジすることにしたんです。その方が今、私の師匠です。私の背中を押してくださったことをとても感謝しています。

―ご自身の輝きやモチベーションを支えているものは?

バンドで歌うことが本当に楽しいです。プロを目指していた頃はつらかったのに。声も今の方が良く出ていると思います。輝いているかは分かりませんが、仕事もステージでも人に見られて恥ずかしくない自分でいたいと意識しています。お酒も大好きですし食べることが大好きなので、あまり我慢せず食べたいものは食べてその分、動いています。私は接客業で土日は仕事のため、他のメンバーと練習時間を調整するのがちょっと大変ではありますが、練習やライブの日までを指折り数えて早くその日にならないかなとワクワクしながら、日々過ごしています。

―NMNサプリを飲まれていかがですか?

エイジングケア※のサプリメントは半信半疑でしたが、『NMN finereju』は驚きでした。

飲むのは1日1回で良いので飲み忘れもなく続けやすいし、朝のウオーキングが楽しみになりました。2週間くらいしてファンデーションを忘れてしまいそうになったり(笑)。自分に自信が持てるのは嬉しいですね。

―これからトライしていきたいことはどんなことですか?

バンド活動はずっと続けていくつもりなので、ギターが弾けるようになりたいですね。肉体的な面では、筋肉痛の回復や傷の治りなど色々な面で年齢を感じることが増えました。でも、これからの人生を考えたら “今が一番若い”と思うので、やりたいことはどんどんチャレンジしていきたいと思っています。

読者へのメッセージ

自分自身って磁石だと思うので、笑顔で明るくいると同じような人が集まってくると思います。あと10年若かったら…と考えるより、前向きに楽しみましょう。

※年齢に応じた栄養面でのお手入れのこと